2005年9月27日火曜日

最貧国の債務全額免除

世界銀行と国際通貨基金は世界の最貧国18ヶ国の債務を免除すると発表しました。
免除額は420億米ドル(約4兆7000億円)になるそうです。
これは今年6月のG8で合意されていたことで、免除額はG8が負担するそうです。
ちなみにG8とは日米英仏独伊加露の8ヶ国です。
日本の負担割合は高くなりそうですね…

この最貧国18ヶ国の中にニカラグアも名を連ねています。


帰国してからほとんどホームページを更新していません。
就職して職場の近くに引越し、今は必死に業務を覚えている最中です。
10月からは当直にも入るので、
仕事に慣れてホームページをいじれるようになるのは11月以降になるのではないでしょうか。


hi-hoで公開していた「(旧)迷走する薬剤師」は削除してgeocitiesのみにしました。
お気に入りに登録されていた方はURIを変更してください。

2005年7月25日月曜日

再就職、挨拶回り、各種手続き

帰国前に8月からは仕事を開始しようと考えていましたが、
幸いにも希望した病院にすんなりと再就職が決まりました。

オーダリングシステム・無菌室・TDM等、
薬剤師としてさらにスキルアップするには充分な施設です。
薬剤部長も「(私にやる気があるのなら)何でもやってもらう」と
おっしゃってくれているのでやりがいがあります。

8月1日から勤務開始です。


出身大学や前の職場(病院)への挨拶回りも順調にこなしています。
「(日本に)帰ってきました」と言うと、
看護師長が「この病院に再就職したの?」と勘違いしていました。


失効手続きが終了した公用旅券が手元に戻ってきたので、
市役所に行って転入手続きをし、
運転免許の更新のために地元の警察署に行きました。

しかし、帰国した時点で更新手続きをする期間から
6ヶ月を経過していたため、
運転免許センターに行くよう警察署員に指示されました。

署員から「必要な書類はパスポートだけで大丈夫」と言われたので、
電車に揺られて県内唯一の免許センターに行きました。
免許センターでは「本籍を記載した住民票と顔写真も必要」と言われましたが、
念のために持参していたので事なきを得ました。

私は「やむをえない事情により6ヶ月を経過」してしまったわけですが、
新しい免許は新規取得者と同じ扱いになってしまいました。
すなわち、1年間初心者マークを貼らなければならない…

免許センター職員はこれを「ペナルティ」と表現していましたが、
私にはペナルティを受けるような落ち度はないと思うのですが。
強いて言うなら「帰国時に更新期間を6ヶ月経過しているとわかっていながら
青年海外協力隊に参加した」ことが私の落ち度ですかねぇ。

通常の更新よりもかなり割高になってしまいました。


Yahoo! JapanからE-mailが来ました。
「迷走する薬剤師」をニカラグアと青年海外協力隊の
カテゴリに掲載していただけたようです。
これで訪問者も増えてくれるかな?

2005年7月18日月曜日

帰国直後(JICAのオリエンテーション)

7月13日に帰国して、翌14日には感謝状・記念品の授与や
積立金の解約手続きなどがありました。

広尾にある青年海外協力隊訓練所にはニカラグアのOB・OGが
3人も勤務していると知り、驚きました(ちょっとした同窓会気分です)

15日には健康診断と帰国報告会。
19日のキャリアパス研修(自由参加)に参加しない人とはこれでお別れです。


後輩隊員から帰国後に最初に口にしたものを報告するよう仰せつかっていました。
てんぷら(ナス,海老,竹輪,ピーマン,エリンギ)・マグロの刺身・
ナスの浅漬け・キュウリとくらげの酢の物


隊員の任期が終わって一番ほっとしているのは
「もう日記を書かなくてよい」ということでしょうか。
もともと日記を書く習慣はなく、
「週報か月報にすればよかった」と何度も後悔しました。

一時は日記だけ別のドメインにしたり、
basic認証で閲覧制限をする事態にもなりました。

これからは気が向いたときに活動内容をまとめて更新し、
また私の近況なども書いていこうと思っています。


ProGra(JICAのグラナダ県地域保健強化プロジェクト)の活動などをつづった
「パルテーラとともに地域保健」(ぱる出版)が出版されています。

パルテーラとは伝統的な産婆さんのことで、
ニカラグアには助産師制度がなく、
パルテーラさんたちの存在は今でも欠かせません。

保健のことだけでなくニカラグアの文化・風俗・歴史への言及もあります。

ニカラグアで活動するときに読んでおくと役に立つ、
ニカラグアで活動している人が読むと妙に納得できる、そんな本です。