2009年9月28日月曜日

フィリピンへの国際緊急援助

先日の台風16号被害に対して、
JICAはフィリピンへの
緊急援助物資の供与を行っています。

援助物資は約2000万円相当。
  毛布:1,500枚
  スリーピングパッド:1,500枚   
  簡易水槽:20台
  ポリタンク:1,500個
  浄水器:15台

http://www.jica.go.jp/information/jdrt/2009/090928.html

2009年9月27日日曜日

フィリピンで豪雨

昨日、フィリピンのルソン島に台風16号が直撃し、
首都マニラや周辺地域の被害が深刻なようです。

過去40年間で最大の降雨量で、
30万人以上が被災し、
多くの家屋で浸水しているようです。

2009年9月25日金曜日

災害訓練

勤務している病院で災害訓練をします。

9月前半には直下型地震を想定した訓練を行い、
9月末にはNBC(核・生物・化学災害)訓練と
高病原性トリインフルエンザのパンデミックを想定した
訓練を行う予定です。

私はトリインフルエンザ訓練の
作業部会メンバーになっていますが、
今回は患者が病院の建物内に入らない
ドライブスルー診療が機能するかどうかの
検証が主目的となっています。

感染拡大を防ぐためには
ドライブスルー診療はひとつの選択肢になりますが、
厚労省の
「再診に限り、電話による診察のみで抗ウイルス薬の処方を認める」
との対策も「感染拡大を防ぐ」ためには有効でしょう。

しかし、厚労省は簡易検査陰性でも症状があれば
抗ウイルス薬の投与をできるとの見解を示しており、
パンデミックの際には抗ウイルス薬の不足が
顕著になるのではないかとの不安があります。

都道府県の備蓄分も
当院にどれだけの割り当てがあるのかわかりませんし…

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2009/07/dl/h0710-01.pdf

今年2月の関係省庁会議では
「新型インフルエンザ発生時の治療薬は、
タミフルを第一選択とし、
地方衛生研究所や国立感染研究所で行っているサーベイランス等を通じ、
流行しているウイルスがタミフルに耐性を示し、
リレンザに感受性を示すことが判明した場合の治療時にのみ、
備蓄しているリレンザを使用する」
との指針が示されています。

http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/guide/090217keikaku.pdf

2009年9月12日土曜日

ブルキナファソ洪水被害

9月1日のブルキナファソの豪雨被害に対して
JICAは緊急援助物資の供与を行うようです。

半日で年間降雨量の4分の1に相当する
約300mmの雨が降ったとのこと。
洪水により2万4千件の家が破壊され、
住民の10分の1にあたる15万人が避難。

援助物資は1400万円相当(輸送費込み)
テント(30張)
プラスチックシート(18枚)
毛布(1000枚)
浄水器(10台)
ポリタンク(432個)

下記、国境なき医師団の関連リンク
http://www.msf.or.jp/news/2009/09/1986.php