2011年7月16日土曜日

3.11 DMAT出場

DMAT本部では厚労省や被災県と連絡を取り合い、
岩手・宮城・福島・茨城の4県からのDMAT派遣要請に基づき、
EMISで全国のDMATに一斉通報を行いました。

その最中、テレビ画面に映し出された
仙台空港に押し寄せる津波の映像は
私たちの想像を超える被害が出ているのだと実感させました。

当院からも災害調査ヘリ・ドクターカー・一般車両で
3チームを派遣することになりました。

私は調整員として一般車両で福島県に行くことになりました。

私は国際緊急援助隊(派遣期間2週間)用には
いつでも出発できるように荷造りしたスーツケースを家に置いてありますが、
DMAT(派遣期間3日程度)用には個人装備の準備をしていませんでした。
(現在は、車のトランクに常備しています)

ドクターカーも一般車両もノーマルタイヤだったため、
スタッドレスに履き替えるためにそれぞれ違う店に行くことなりました。
しかし、交通渋滞にはまりかなりの時間をロスしてしまいました。

一度病院に戻り、病院から○○警察署に
最寄の高速道路のICまでの先導を依頼してもらいました。

その間、ドクターカーのチームはサイレンを鳴らして
緊急走行して茨城の参集拠点に到着。

私たちは2時間以上待っても警察車両は到着せず、
確認の電話をしても「現在、調整中」…

結局、22時30分に警察車両の先導をあきらめて出発…